変動金利って魅力それとも危険なのでしょうか?

変動金利とは、世の中の金利情勢によって金利が変動し、その変動に伴って返済額が増えたり減ったりします。この金利情勢を超簡単に見るには、景気が上がると金利は上昇します。
逆に不景気になると金利は下がります。また、変動金利は、その名の通り基本的に一年に2回金利の見直し変動させるというものです。この金利が、もし上昇した場合でも、すぐに毎月の
支払金額が上がるわけでは無いのです。なぜなら、住宅ローンの場合、支払い金額を一定にしてあるからです。では、上がった金利分はどうなっているのでしょう。
それは、毎月の支払金額の内訳には、返済元金と利息の部分があり、その割合が変わるというものなんです。納得された方もいるかもしれません。しかしそれは、考えようによっては、
返済すべき元金が、減らないということになるのです。支払い元金がいつまでも残るという形です。この金利見直しとは別に、5年ごとに毎月の返済額を見直すことになっています。
この場合において、返済額が増える場合、基本的に金融機関はローン返済が家計を圧迫しすぎないように配慮し、見直しの前の返済額の1.25倍までしか上がらないようにルールづけて
いるようです。金利が仮に大きく変動し上昇した場合でも、その金額を超える支払い額にはなりません。そう聞くと安心です。しかしながら、それだけ元金が残ってしまうということです。
なかには、毎月の返済額では、毎月発生する金利部分が支払い切れないという事も、最悪想定しなくてはいけません。その場合はその金利部分を一括で支払って行かないといけません。
そう考えると、全体の支払総額がかなり増額してしまうと考えられます。ただ、こんなデメリットを抱えつつも、近年の金利状況は、ずっと低調をキープしています。
そして、過去をさかのぼれば、ここ15年間は、変動金利で十分やっていけた金利状況になっています。当然今後については、同じようになるとは言えませんが。ただ、専門家などは、
急激な金利上昇の兆しは、なかなか見られないと答える方が多いようです。要するに、景気があげる兆しが無いとも受け取れます。なんとも複雑です。
そうは言うものの、トランプ次期大統領次第では、金利情勢が変わるということも、無いとは断言できません。トランプ次期大統領の政策次第では夢の様な、好景気になるかもしれません。
しかし、昔は今より固定金利を選び、安定を求める方が多かったと思われます。その中で、15年前に変動金利で住宅ローンなど組まれていた方は、かなりお得な費用で済んだのではない
でしょうか。昔と比べ、今は底では無いかと言う程の低金利です、これ以上下がることは無いのではないと考えられているようです。ネット銀行の低金利もかなりギリギリラインだと考えられます。
また、これらの住宅ローンなどは長い目で見ないといけません。その為、一時の金利に左右されていては上手くいかないでしょう。
変動金利にも大きなメリットもあります。それはあくまでも低金利であると言うことです。確かに時代に左右されて支払総額が確定しません。しかし、低金利で毎月支払っておき、貯まれば
繰り上げ返済を行うのが良いでしょう。そして、変動金利は、いつ金利が上がるかわからないというデメリットを解消するために、少しでも早い期間で完済できるように努めることが、
非常に大きなポイントと言えます。その為にも繰り上げ返済手続き時にかかる手数料が安い、または無料などもポイントとして考えておくのが良いと思います。そのように早期に完済でき
れば非常に賢い住宅ローンの利用方法とも言えます。
ただ、危険ととらえるのではなく、危険だからこそ身を守る方法を自ら考え出せば、考えようによっては、有効な住宅ローンと言えるかもしれません。

変動金利に適した購入者は?

どんな方に変動金利が、向いているのか
変動金利は、常に世の中に関心を止めておかなくてはいけません。そうは言うものの、あまり神経質な方・心配性の方には向いていないかもしれません。
全く気にならない方も、あまりお勧めできないかもしれません。もちろん、どなたでも利用する価値があるものでもあります。住宅ローンの契約期間(借入期間)が短い方。借入額が
小さい方。返済余力があるご夫婦やご家庭の方などには、おすすめできるかもしれません。返済余力とは、毎月の住宅ローン支払い分を差し引いても、家計に十分余裕があり貯蓄が
出来る方や夫婦共働きで安定した収入が長く見込める方などを言うのかもしれません。まず、返済期間が短い場合や借入額が小さい場合は、仮に金利が上がって反映されても、支払い
額に大きな影響はさほどなく最小限に食い止められるものと考えられます。この場合であれば、世の中の金利情勢に多少疎くても問題は無いかもしれません。しかし、返済余力をお持ち
の方はどうでしょう。ただ余裕があるから気にせずに支払えるというのは、凄いことかもしれません。しかし、金利上昇で金利部分が膨れ上がっては、手をたたいて喜んではいられません。
支払いが出来る出来ないの問題ではないのです。返済余力があるからこそ、繰り上げ返済が可能になり元金を減らしたり、支払い期間を短くしたりと有効な手立てが出来るのです。
この元金だけを減らして月々の支払を減らし貯めていくも良し、月々の支払い額は変えずに期間短縮するもよし、その家計によって異なります。しかし、このように、変動金利には
手立てが必要になると言うことなのです。一度契約したから支払えばよいという考えの方には、向いていないということなのです。なんと言っても、損失する額が半端な金額ではないからです。
変動金利での借り入れの期間は、どのくらいなら良しとされているのでしょうか。長期支払いでは、当然リスクがかなりあります。ですので、目安として10年から15年と言われている
ようです。仮に、当初の借り入れ期間がそれ以上であっても、先ほど案内したように、繰り上げ返済や期間短縮が望ましいということです。そうすることで、変動金利のリスクを最小限に
抑えることができ、かつ最大限に変動金利のメリットを活用できると考えられます。日本人は、昔からリスクを避けて通る傾向にあります。その為、金利が少し高かろうと、固定金利に
執着するように思います。また、お金を貯めることに対しても、コツコツ貯めるほうを好んでいるように思います。リスクがあると聞いただけで、拒否反応を示してしまうように思います。
しかし、勉強すること、よく知ることでリスクを怖がらず、最小限のリスクならむしろ受け止めるくらいの気持ちになれば、失敗はしないはずです。リスク以上にメリットを使いこなせれば
変動金利なんて怖くないはずです。繰り上げ返済など、巧みにいいタイミングでできれば、最大限のメリット、つまり金利の低さをうまく利用してお得にローンの活用が出来ます。
最後に、世の中の情勢に興味を持って、勉強し、知る事だけは怠らないでください。そうすることで、変動金利をうまく操ることが出来るようになります。このことで変動金利に興味を
持たれた方は、ひょっとして変動金利をうまく利用できるかもしれません。でも、思い込みはいい結果を生みませんので、申し込む時期や金利情勢を見て専門家の意見を聞くことも大事に
なります。このことを踏まえたうえで検討してみてください。